はじめに
「眠れる森の美女」第三幕 オーロラの結婚式で踊られるヴァリエーションの中で
出てくる宝石の精の踊り+.゚
宝石の産出国スリランカに3年ほど住んでいたこともあり、宝石には思い入れがあります
スリランカへ行く前は宝石=ただの高級品!のイメージで全く興味がなかったのですが、
宝石には、歴史も価値もずっしりと重みがあるということを肌で感じました!
スリランカの宝石採掘場へ行ってみた
スリランカで「宝石の都」という意味を持ち、採掘場として有名な
ラトゥナプラという場所へ、子供たちの社会科見学も兼ねて見学に行きました!
土の中から掘り出した石ころを職人さんがカットしていきます(カットこそが腕の見せ所らしい!)
この過程を見ていると、小さい小さい一粒が放つパワーを感じざるをえません!!
きっと 曲を作ったチャイコフスキーもこの小さな一粒に魅了された一人なのですね
曲の構成
演出家によって違いがあるようですが
アントレ(宝石の精達の入場の曲)
↓
金の精
↓
銀の精
↓
サファイア
↓
ダイヤモンド
↓
コーダ(ラストの盛り上がり)
が有名なパターンです
なぜ「宝石の踊り」?
ロシアでピーター・カール・ファベルジェという、有名な宝石商が活躍したのもこの時代で、
宝石=富や強さ、美しさの象徴の時代でした
また宝石のパワーが今も唱えられているように、祝福の意味はもちろん、カラボスの魔法に打ち勝った!という魔除けの意味もあるのかな、と思います
オーロラ姫におめでとう!もう大丈夫だよ!と自信満々で伝えているよう
サファイアの精
カラフルで元気いっぱい、キラキラ!のイメージがあるサファイアの精
ロイヤル王室御用達のスリランカのブルーサファイアは現地でも価値が高いです
ブルーにも薄いブルー、深いブルー色んなブルーがあり、値段も違いますが「この色が好き♡」という自分の心と相談して買うのが大切だそう
スリランカには「パパラチアサファイア」と言って、ピンクとオレンジの中間色の不思議な可愛らしい色のサファイアもあるんです💕
ダイヤモンドの精
「眠れる森の美女」が初演された1890年、ダイヤモンドはすでに宝石の王様だったそうです
ギリシャ語の「征服されないもの」に由来するダイヤモンド+.゚
他のどの宝石よりも輝きを放つ踊りが必要なのですね
おわりに
大地の中で作り出された宝石の魅力をいっぱいに感じられる『宝石の踊り』
それぞれの宝石の歴史やパワーについて調べてみるのも楽しそうですね
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