はじめに
今回は、新国立劇場バレエ団の舞踊芸術監督を務められている
吉田都さんのこれまでの歩みを振り返ってみたいと思います!!!
バレエとの出会いは9歳
都さんがバレエを始められたのは小学3年生、9歳の時東京都国立市にて
元気で動き回ることが大好きな女の子だったそうです♪
幼少期はバレエでなくリトミック教室に通われていたそうですが
トウシューズに憧れ、東京・国立バレエ研究所に入所されました
全国舞踊コンクールで第一位を受賞
先生の勧めによりヴァルナ国際コンクールへ挑戦し第6位を獲得した翌年、
東京新聞主催全国舞踊コンクールに出場し第1位を受賞されます
今も続く、国内最大規模のコンクールで1位を受賞したことが、都さんの自信につながったそう
松山バレエ学校への移籍
15歳の時には『バレエ団のある教室の方がいい』という先生の勧めにより
松山バレエ学校へ移籍されました
松山樹子さんや森下洋子さんとの出会いで、さらにバレエへの道が開けていきました
ローザンヌ賞を受賞
17歳の時、第11回ローザンヌ国際バレエコンクールに出場し『ローザンヌ賞』を獲得し
英国ロイヤルバレエスクールに留学されました
✨ローザンヌ国際バレエコンクール✨
繊細で丁寧な動きはこの頃からすでに都さんの持ち味♡
英国ロイヤルバレエ団へ入団
芸術監督のピーター・ライト氏に認められ、
サドラーズウェルズ・ロイヤル・バレエ団 (現 バーミンガムロイヤルバレエ団)への入団が決定!
その後ロイヤルバレエ団へ移籍し、英国にて22年にわたり活躍されます
華やかで輝かしい限りのようでですが
入団後は心が不安定でホームシックになったり、苦労もたくさんされたそうです
10代後半というとまだ半分子ども、、いくらバレエが好きと言っても
きっと不安でいっぱいだったことだと思います!
プリンシパル『ロイヤルの至宝』へ
繊細な踊りで、4年後には
プリンシパル(最高位ダンサー)に昇格された都さんは
「ロイヤルの至宝」としてトップで活躍されました
都さんの誠実で繊細な踊りが世界に認められたのは、同じ日本人としても誇らしいですね♡
引退公演「Last Dance」
2010年には、オペラ・ハウスでの『シンデレラ』を最後にロイヤル・バレエ団から引退されました
ローザンヌの審査員や大学の特別客員教授を務められるなど、フリーランスのダンサーとして活躍された後、
2019年にはダンサー自体の引退を決め、引退公演『Last Dance』を上演されました
新国立劇場の舞踊芸術監督に就任
2020年9月には新国立劇場の舞踊芸術監督に就任されました!
コロナという逆風にみまわれ、奮闘される様子は
NHK『プロフェッショナル~仕事の流儀~』で取り上げられ、話題になりました
これからのご活躍に期待♡
自分のためにも、バレエ業界のためにもやっぱりなにより一番の応援は
劇場に足を運ぶことだと思います♡
芸術の力を取り入れ、私たちも少しずつ日常を取り戻していきたいですね
生きるか死ぬかという時には当然、水と食料が大切です。
それとは比べようもないですけれど、少し落ち着いて、
みんなが劇場に行こうという気持ちになれた頃なら、
バレエから「心の栄養」がもらえると思っています。
芸術に触れて、生きる力やパワーが湧いてくると思います。
【吉田都】新国立劇場の芸術監督に就任、コロナ禍で自分に言い聞かせた言葉:朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)
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