15年ぶりのバレエ書
音楽の友社から発売された『バレエ音楽がわかる本』
やっぱり我慢できずに即買ってしまったのでシェアさせてください♡
音楽の友社では15年ぶりのバレエ書だそうです
こちらのYoutubeでは、本には載っていないお話を聞くことができます
先日放送された『NHKバレエの饗宴』でも指揮をされていた冨田実里さん
冨田さんのお話は聞けば聞くほど、もっと聞きたいと思ってしまいます
5角形のサファイアをイメージした5拍子の音楽?!
四季の精の踊りに落ち葉の音?!
興味深いお話が盛りだくさんです
永久保存版の対談
上野水香さんと、指揮者の磯部省吾さんの対談が見開き3ページにわたって掲載されています
ところでみなさんは『眠れる森の美女』の中で銅鑼(どら)が2回だけ鳴ることは知っていましたか?
なぜ2回だけなのか、どういう意味が込められているのか、、、磯部さんのお話を聞いて思わず「へぇー--!」と言ってしまいました
答えを書いてしまいたいところですが、我慢します!!
バレエトリビアも聞くことができて読んでいて楽しめる対談でした♡
実際、指揮とは手で踊ることですから。そして指揮が踊りであるように、踊りも指揮みたいなものだともいえます。優れたダンサーは、どう踊りたいのかが身体から見えてくる。
音楽の友社『バレエ音楽がわかる本』より
バレエ音楽の魅力とは
冨田実里さんや米沢唯さんなど、‶表現者”の方々が、表現の秘訣やバレエ音楽の魅力について語ってくださっています
冨田さんはバレエという総合芸術を、それぞれ別の登山コースからひとつの山を登っていくイメージに例えられています
指揮者が、ダンサーが、それぞれどのような想いで表現されているのか知ることで舞台鑑賞もより面白く、深くなることと思います
3大バレエの音楽がわかる
チャイコフスキー作曲、マリウス・プティパ振付による3大バレエ「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」については、それぞれストーリーに沿って細かく解説がされています
プティパの指示と、それに対するチャイコフスキーの音楽を合わせて知ることで、二人がどのように作品を作り上げていったのか知ることができます
実際に音楽を聴きながら、ゆっくり味わいたいところ♡
新たな発見♡
ストラヴィンスキーやプロコフィエフ、アダン、ミンクス、、、
バレエ音楽の作曲家はたくさんいますが、どんな人物なのかよく知らないという人も多いと思います
どのような生涯を送ったのか、作り出した音楽の魅力など知りたいポイントをわかりやすくまとめてくださっているので、「もっと知りたい人物」「聞いてみたい曲」に出会えると思います
おわりに
そばに置いて、繰り返し読みたい、舞台鑑賞の前などに読んで行きたいと思える一冊でした
様々な視点から、バレエについて少しずつ知識が増えていくことが嬉しいですね♡♡
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